大雪警報なんて、そんな莫迦な。
イヴの夜は、此の星は天体なんだなあと知れる様なくるりと遠い夜空で、其れが唯一の寒い日における好い事だと思った。
ほんと其れだけだよ寒い時のイイコトなんて。
そんな感じで風邪を引いた。カーディガン一枚で外気と変わらん場にKを放置してはいけません。
商品の売れ行きよりも、雪山遭難的な睡魔と闘うのに必死。
近場に巨大ショッピングモールが2店舗も存在するせいで、祭事にも関わらず従業員さんも嘆くほどに少ない客入り。加わる極寒。笑える。そんな自分を可哀想がって商品買って下さるお客様もいたりなんかして、もう托鉢してんだか売り子してんだか解らなくなった、そんな24日。
なんだかんだで売り上げは、意外にもぼちぼち良かったのでまあよし。別の売り場の売り子さん(デリコ似の美人)と、寒い寒いと言い合ってはじたばた跳ねていたのが良い思い出。
本当は今日はお泊りに行く予定だったのに。ちくしょう。
クリスマスといえば、ラブケーキプロジェクトなるものが存在していたらしいですね。
ワンホールでクリスマスケーキを注文すると、1ピース分切り取られた状態でお届けされるんだって。
で、足りない1ピース分に換算されたお金が、世界のどこかに寄付されるシステム。
なんだか浪漫ちっくじゃあ、ないですか。
浪漫といえば、頂いたクリスマスカードが、なんだっけ。衛星経由で送られてくる高速インターネットに乗せたメールで、吃驚した。星を巡って届くんだってさ。浪漫じゃあ、ないですか。
星といえば、私は典型的な文系人間なので、理系の授業はさっぱりなのですが、
地学には、ヘルツシュプルング・ラッセル図、なるものが存在するらしいですね。H-R図。
星の色と明るさの関係をグラフにした、恒星の分布図らしいのだけども。
そこらへんは、余り理解が及ばないのですが、
その、星の色はスペクトル型、という分類で表すらしいのだけども、
表面温度が高い順から、O B A F G K Mって配列で表記されるらしいのですがね。
これの覚え方のごろ合わせで有名なのが、“Oh,Be A Fine Girl Kiss Me!”
なんだって。
なんか、良いじゃないですか。
理系の眼から見る夜空の灯は、星の色すら数字やアルファベットで還元されるんだろうか。
数式の世界は完全無欠に美しいらしい、というのは有名な話だけれど、
星の世界も数式や数列や、そういうもので混沌なく綺麗に映って見えるのかなあ。
自分には一生如何足掻いても観ることのできない世界、というものを、道行く袖すら触れぬ誰かが当たり前のように眼にしているだと思うと、無性に笑い出したくなる。愉快で。
世界の広さと視野の狭さと誰かの面白さと自分の矮小さを痛感するのが愉しくて仕方ない今日この頃。
今年も、もうすぐ終わっちゃうなァ。
長かったなあ、2010年。
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shiratama
autore
HN:
K(かのか)
性別:
女性
職業:
社会人見習い